2017-01-24 18:00
社会
国際NGOプラン・インターナショナル・ジャパン、インドネシアで若者の就労を支援

中部ジャワ州での取り組み
国際NGOプラン・インターナショナル・ジャパンは、中部ジャワ州の公立職業訓練校において、社会人教育プログラムを支援している。縫製やコンピューターなどの技能に加え、実際の職場におけるビジネスマナー講習や、生徒一人一人が人生設計をつくるための手助けなども行う。
社会人教育を導入
インドネシアでは若者の失業率が高く、15~19歳までが30%、20~24歳までが17%と高止まりしている。また、仕事を得ている若者でも、定められた最低賃金を下回る対価で働かされていたり、日雇い仕事のため安定収入が得られなかったりする事例が少なくない。そこで、同NGOは、公立職業訓練校に社会人教育を導入することで、地域における若者の就職を支援するプロジェクトを行った。
2015年10月から始められた同プロジェクトは、その後1年間で279人の若者が職業訓練を終え、そのうち208人の就職先が決まるなど着実な成果を上げている。
国際NGOプラン・インターナショナル
NGOプラン・インターナショナルは、国際連合に公認・登録された国際NGOとして、世界70カ国以上で活動している。活動目標は、子どもや女性、弱い立場にある人たちの権利が守られる公正な社会を実現するというもので、その一環としてプラン・インターナショナル・ジャパンは、インドネシアにおける若者の就労支援プロジェクトを行った。
同国における他の活動としては、昨年12月に起きたアチェ州での大地震において、緊急支援チームを現地に派遣し、同国政府や他団体と連携しながら被災状況の調査を開始した。
同NGOは、今後も同国における若者の経済力強化や、乳幼児保育の促進、水と衛生の改善などの取り組みを実施していく方針だ。
(画像はプラン・インターナショナル・ジャパン ホームページより)
外部リンク
プラン・インターナショナル・ジャパン ホームページ
https://www.plan-international.jp/
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