2015-11-29 23:00
政治
現政権初となる円借款、交換公文に署名

総額1400億円の円借款
外務省は27日、谷﨑泰明駐インドネシア大使と先方ユリ・タムリン外務省アジア・太平洋・アフリカ総局長により、3件の円借款に関する交換公文に署名したことを発表。このジョコ政権で初めての円借款となる。3月の首脳会談において安倍首相がジョコ大統領に表明していたものだ。総額1,400億5,100万円を限度としたもの。
この円借款により、ジャカルタ首都圏の大量高速鉄道(MRT)東西線の設計と南北線第2期、ジャワとスマトラを結ぶ送電線第2期の3件のインフラ整備がなされる。
3件のインフラ整備について
ジャカルタ都市の高速鉄道東西線計画には19億1,900万円があてられる。旅客輸送能力を高め、交通渋滞の緩和を図るとともに、経済成長を加速化させることにつなげる。ジャカルタ都市高速鉄道のシステムの南北線は、インドネシア初の地下区間も含まれている。この計画には752億1,800万円があてられる。
また、ジャワ・スマトラ連系送電線の第二期計画に629億1,400万円が投入される。送電線の創設、交流・直流変換所も新設する計画だ。経済成長の著しいインドネシアにとってインフラの整備は急務となる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
インドネシア大使館
http://www.id.emb-japan.go.jp/news15_49j.html
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