2015-12-16 22:00
社会
清水建設JV ジャカルタMRT南北線の地下部を建設中

4つの地下駅を建設し、各駅を結ぶトンネルを掘削
建設大手の清水建設は12月10日、同社のホームページにて、ジャカルタMRT建設工事の状況について掲載した。清水建設、大林組、ジャカルタのWIKA社、JAYA社の4社による共同企業体(以下、清水建設JV)は、「ジャカルタMRT南北線 CP104‐CP105工区」において工事を行っている。現在の工事進捗率は50%を超えており、2018年12月の竣工を予定している。
ジャカルタMRT南北線は、21駅を結ぶ総延長23.8kmの路線である。そのうち第一期工事は市内中心部の15.7kmで、6つの工区に分けられている。清水建設JVは、地下部5.9kmのうち、3.89kmの区間で工事を行っており、4つの地下駅舎と4つの駅を結ぶトンネルを掘削している。
シールド機を使用したトンネル掘削は、インドネシアで初
インドネシアでは、シールド機を使用したトンネル掘削は初であり、同国の技術者および作業者はシールド工事の経験が初となる。そのため、同工事に対する確実な技術移転が行われており、生産性を向上させることで、1ヵ月あたり平均で250m掘削することを目標としている。清水建設は、今後、東南アジアで建設需要が増加すると見込んでいることから、2020年をめどに、海外事業による売上高を同社の売上高全体の20%とする計画だ。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
清水建設(ニュースリリース)
http://www.shimz.co.jp/news_release/2015/2015049.html
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