2015-12-12 08:00
社会
インドネシア東部 バンダ海でM6.9の地震 津波の発生なし

マルク州で強い揺れ 住民らは屋外へと避難
現地時間12月9日午後7時21分頃、インドネシア東部のバンダ海を震源とするマグニチュード(M)6.9の地震が発生した。米地質調査所(USGS)によると、震源は同州の州都アンボンの東南東約151km、震源の深さは約34kmと推定されるという。この地震により津波の発生はなかったほか、犠牲者も報告されなかった。
同州では強い揺れを感じ、住民やホテルの宿泊客らは安全確保のため屋外へと避難した。また、住民らは屋外で余震の発生を警戒していた。
マルク州 3つのプレートが重なり地震が発生しやすい
マルク州は、太平洋プレート、インド・オーストラリアプレート、ユーラシアプレートの3つのプレートが重なり合う地域であることから、インドネシアにおいて大きな地震が発生しやすい地域である。昨年11月にはマグニチュード(M)7.1の地震が発生し、同州では大きな揺れが観測された。また、津波警報も発表され、住民らは津波に備えて避難した。
約1万7000の島々で構成されるインドネシアは環太平洋造山帯の一部を形成していることから、同国は世界の中でも地震が多い国とされる。
外部リンク
米地質調査所(USGS)
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us20004
ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/101940/69-magnitude
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