2016-01-23 21:00
社会
インドネシア東部 フローレス島のエゴン山が噴火

3つの村、合わせて1200人を超える住民が避難
インドネシア東部・フローレス島のエゴン山が1月17日朝、噴火した。噴火警戒レベルが最高レベルとなったこと、また、噴火による硫黄臭が激しくなったことから、同山周辺の3つの村、合わせて1200人を超える住民は、現地時間同日午前7時頃よりトラックを使用して避難を開始した。
現地当局は、火口より半径3km以内を立ち入り禁止区域に指定したほか、住民らに防毒マスクを配布した。
同山周辺では、先月中旬から地響きのような音がしていたことから、当局は噴火警戒レベルを4段階中の「2」として、火口より半径1.5kmを立ち入り禁止区域に指定していた。
今世紀に入り、活発な活動を続けるエゴン山
エゴン山は標高1703mの活火山で、21世紀に入ってから活発な活動を繰り返している。2004年には、噴火による地滑りが発生し、付近の住民約6000人が避難したほか、2008年の噴火では数千人が避難したとされる。
2010年の噴火の際には、噴煙のほかに地震も発生したことから、同山はインドネシアに11ある活発な火山の一つに指定された。
外部リンク
THE WATCHERS
http://thewatchers.adorraeli.com/2016/01/20/mount-egon
ABC
http://www.abc.net.au/news/2016-01-20/evacuations
エゴン山(Wikipedia 英語版)
https://en.wikipedia.org/wiki/Mount_Egon
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