インドネシアニュース

インドネシア政府による違法漁業取締組織、Satgas115は2月22日、同国の海域5カ所において違法操業を行った漁船合わせて30隻を沈没させた。

30隻のうち11隻はベトナムの漁船、8隻はマレーシアの漁船、7隻はフィリピンの漁船である。なお、残り4隻はインドネシア船籍の漁船であった。

船を沈没させた海域は、西カリマンタン州、北スラウェシ州の2カ所、リアウ諸島州、北スマトラ州の沖合である。

インドネシアは2014年より、自国の海域内における違法操業を断固として禁じており、違法操業を行う漁船に対しては沈没も辞さない構えだ。

同国は、これまでに違法操業を行った漁船151隻を沈没させた。最も多いのは、ベトナムの漁船で50隻、次いでフィリピンの43隻となっている。そのほか、タイ、マレーシアなどの漁船も沈没させている。

同国が断固とした措置を講じていることから、同国の海域内における違法操業は大幅に減少したとされる。

外部リンク

Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/news/indonesia-scuttles

Anadolu Agency
http://aa.com.tr/en/todays-headlines/indonesia-sinks-30

Satuan Tugas 115（ツイッター・インドネシア語）
https://twitter.com/satgas115