2016-03-18 05:00
経済
JOGMEC、インドネシア初となる共同探鉱契約締結

石炭生産物に対する販売権オプションも取得
2016年3月10日に、JOGMECは、インドネシアの石炭採掘関連企業であるBANGUN OLAH SARANA SUKSES(BOSS)とPRATAMA BERSAMA(PB)との間で、東カリマンタン州のバス・ピービー地域における共同探鉱契約を締結したことを、11日にJOGMECが発表した。同契約は、インドネシアでのプロジェクトとしては初となる共同探鉱契約となり、探鉱地域において生産された石炭の販売権獲得も契約の中に盛り込まれている。
対象地域は、クタイ堆積盆地のバリクパパン夾炭層賦存域
探鉱の対象地域は、東カリマンタン州クタイ堆積盆地のバリクパパン夾炭層賦存域に位置し、今回共同契約を締結した2社が保有する地区となっている。露天掘りによって、高品質の一般炭が採掘されている。同地域では、既にボーリング調査を実施しているものの、BOSS社が保有する鉱区を中心に調査がなされてきた。調査済みの石炭層の延長線上にPB社が保有する鉱区が位置しており、PB社鉱区において新たな石炭層の賦存調査を実施することで、露天掘り炭田の開発可能性が期待されている。
インドネシアは、主に一般炭が算出されることが多く、火力発電や他の産業用途向けに使用されている。日本は輸入する全石炭量のうちおよそ20%がインドネシア産であり、日本にとってインドネシアの石炭は重要なエネルギー源となっている。
(画像はイメージです)
外部リンク
JOGMECプレスリリース
http://www.jogmec.go.jp/news
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