2016-03-30 16:00
経済
インドネシアと二国間クレジット制度で2件のプロジェクトを登録

工場内の冷却設備・空調を省エネ化
環境省は3月24日、日本とインドネシアで実施される二国間クレジット制度(JCM)において、2件のプロジェクトが登録されたと発表した。2件のプロジェクトは、インドネシアにおける二国間クレジットの4件目、5件目となる案件である。両プロジェクトは、日本とインドネシアの企業が実施するが、日本の企業は、両プロジェクトとも荏原冷熱システムと日本工営が実施する。
インドネシアで4件目となるプロジェクトは、「省エネ型ターボ冷凍機を利用した工場設備冷却の導入」、5件目となるプロジェクトは、「工場空調及びプロセス冷却用のエネルギー削減(フェーズ2)」である。
両プロジェクトでは、新型省エネシステムの導入によって、工場内の冷却設備、及び空調が省エネ化される
2020年までに排出の削減が見込まれる二酸化炭素量は、前者のプロジェクトは1236トン、後者のプロジェクトは874トンである。
二国間クレジット制度で、世界のCO2排出量削減が期待
二国間クレジット制度とは、日本が途上国に対して温室効果ガスの排出量を削減するための技術や製品、インフラを普及させることで、途上国で削減される温室効果ガスの量を日本の温室効果ガス削減達成に活用するものである。同制度を活用することにより、世界の温室ガス排出量の削減が期待されている。
外部リンク
環境省(プレスリリース)
http://www.env.go.jp/press/102313.html
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