2016-04-20 12:00
社会
インドネシア船への海賊行為が繰り返される

またイスラムテロ組織Abu Sayyafか
4月15日、マレーシアとフィリピンの国境線上の海域において、2隻のインドネシア船がフィリピンを拠点とするイスラムテロ組織Abu Sayyafの民兵とおぼしき集団に捕獲されたことを、インドネシア国軍は4月16日に認めた。2隻のインドネシア船に乗員は合計10人であったが、そのうち、銃撃による負傷者1人を含み、6人は難を逃がれて救助されているが、4人は問題の集団に連れ去られた。(画像はプレスリリースより)
軍艦二隻を派遣する用意
3月26日に起きたAbu Sayyafによる誘拐・身代金要求事件は未だに解決しておらず、人質の安否が気遣われている。今回の事件について、安全保障大臣Luhut Binsar Pandjaitan氏は、政治目的か身代金目的がまだ判断がつかないとコメントしている。ただ、インドネシア政府は近時に多発する海賊行為に対して必要な措置を検討する予定だ。政府は、フィリピンとマレーシアの海上パトロールに合流するだけでなく、海賊退治のため、問題の海域に、KRI Badau-841 とKRI Slamet Riyadi-352という軍艦二隻を派遣する用意があるという。
(画像はJakarta Globeより)
外部リンク
Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/
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