2016-04-11 21:00
社会
パナマ文書に2000以上のインドネシア人の個人と会社の名前

パナマ文書で腐敗撲滅委員会が動く
4月6日、腐敗撲滅委員会はパナマ文書に名前が挙がっている2000以上のインドネシア人の個人と会社の調査に着手したことを発表した。パナマ文書とは、パナマのMossack Fonseca法律事務所から流出した文書であり、世界的規模で政治家や著名人が更新な脱税やマネー・ロンダリングを行った実態がそこには記されている。
KPKのLaode Syarief委員長によれば、腐敗容疑者ないし犯罪者においては、海外口座やタックス・ヘブンのペーパー・カンパニーを利用して、自らの不正蓄財を隠そうとする事例が多いと言う。
検察当局もパナマ文書に興味を示す
インドネシアの税務署も検察当局もパナマ文書に興味を示している。パナマ文書には、Mochamad Reza Chalid氏の名前があるが、Mochamad氏は逃亡中のDjoko Tjandra氏と組んで石油輸入をコントロールしていたと噂される人物である。Tjandra氏は、Bali銀行からGolkar党会計係への収賄を補助した件で2012年に最高裁にて懲役2年の刑が確定したが、パプア・ニューギニアに逃亡しており、検察当局はその行方を追っている。
外部リンク
腐敗撲滅委員会
http://www.kpk.go.id/id
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