2016-08-17 05:00
経済
インドネシア7月の貿易収支、大幅に落ち込む

予想を大きく下回る
インドネシア中央統計庁(BPS)は15日、7月の貿易収支が、前月6月の8億7920万ドルから大きく落ち込む、5億9800万ドルだったと発表した。この数字は専門家の予想8億ドルを大きく下回るもので、インドネシアの輸出入における体力低下が根強い問題であることを、改めて浮き彫りにする形となった。
BPSによると、7月の輸出は、前年同月比17.02%減の90億5100万ドルだった。この数字はReutersの調査予報0.97%増を大きく下回り、2009年6月以来、最も低い輸出額となった。
また輸入は、前年同月比11.56%減、6月からは26.3%の大幅減となった。
ラマダン明けで休日が多かったことも原因
7月はラマダン明けの大祭イド・アル=フィトルがあり、多くの人々が休みを取ることから、そもそもビジネスが活発な月ではないことが、落ち込みの原因の一部と考えられる。目立つアメリカと日本相手の取り引き減少
主要な輸出品であるオイル・ガスの輸出は前月比15.9%減の9億9860万ドル。特にアメリカと日本相手の取り引き減少が目立つオイル・ガス以外の輸出は、前月比27.8%の大幅減で80億5200万ドルだった。外部リンク
Indonesia Investments
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