インドネシアニュース

インドネシアのロンボク島にあるバルジャリ山が27日午後、突然噴火。インドネシア当局は、周辺にいた多くの観光客を非難させた。

バリ島のすぐ東に位置し、観光客にもひじょうに人気のある島で起きた噴火。噴煙は高さ2キロまで達した。

東南アジアで最も活発に活動しているとされる火山・リンジャニ山のカルデラ内に位置するバルジャリ山。クライマーらにも人気の山とされている。

インドネシア国家捜索救出庁のヘロニムス・グル副代表は28日、

と記者団に語った。

噴火の影響で、27日にはバリ島とオーストラリアの間を結ぶ航空便7便がキャンセルされたが、28日午前には通常運航に戻る見通しだ。昨年7月と11月には、同じように噴火により、航空便の運航に影響が出ている。

現在、火口の周囲約3キロが立ち入り禁止区域に指定され、警戒レベルも3番目に危険とされるレベルに引き上げられている。

国立公園の記録では、噴火当時、約400人の観光客が付近でハイキングなどを楽しんでいたとみられる。現在のところ、怪我人や死者が出ているとの情報は無い。

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