2016-10-09 13:00
社会
ジャカルタ大型街頭ビジョンに日本のポルノ映像、警察が関係者を事情聴取

昼間のラッシュ時に
先月30日の午後、ジャカルタの大型街頭ビジョンに、日本のアダルトビデオの映像が流された。街頭ビジョンがある場所は、南ジャカルタのKebayoran Baru分区。当時、付近はラッシュ時間帯の渋滞が起きており、車内にいた多くの人がその映像を目撃した。
イスラム大国のインドネシアでは、ポルノ映像はもちろん、映画やテレビのラブシーンなども厳しく制限されることが知られている。
すぐに電源を切断
報告を受けた政府機関により、直ちに大型ビジョンの電源は切断された。だが現場を通りかかった人たちにより携帯電話で撮影された映像が、ソーシャルメディアなどに投稿されたため、ネット上で拡散する事態となった。映像は、「Watch Tokyo Hot」という日本のアダルトビデオの一部。PCから配信された動画ファイルとみられている。
誰が、何のために?
事件発生直後から、警察とサイバー犯罪専門家らは、映像を流した者の意図や、ハッカーが事件に関与した可能性などについて捜査を始めた。ジャカルタ警察は同日午後、街頭ビジョンのオペレーションを行っていたTransito Adiman Jati社の社員8人を含む10人に対して、事情聴取を行っていると発表した。
また、警察は同社から6台のPCを押収し、犯罪を立証するためのデジタル解析を進めている。
外部リンク
imgur(フリー動画サイトにアップされた動画)
http://imgur.com/sZikh9I
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