2016-10-28 21:00
進出
三菱商事、住宅・商業施設の複合開発に官民一体で参画

ジャカルタ郊外の巨大プロジェクト
三菱商事株式会社は、インドネシアの不動産デベロッパー最大手Sinarmas Land社傘下の「Bumi Serpong Damai社」と共同で、ジャカルタ郊外における住宅・商業施設の複合開発プロジェクトに参画する。経済成長と人口増加が続くジャカルタでは、中心部の交通渋滞や地価の高騰から、郊外での都市・住宅開発が盛んに進められている。
「Bumi Serpong Damai社」が現在取り組んでいる、5950ヘクタールにも及ぶ大規模都市開発地区(BSD地区)には、イオンモールやインドネシア最大級のコンベンションセンターなどが次々と整備され、都市機能も充実の一途をたどっている。
ジャカルタ中心部から約25キロ離れたBSD地区は、今後、更なる価値向上を図るため、公共交通機関との連携が不可欠となる。
官民一体で
そこで三菱商事は、日本において、都市開発の豊富な経験とノウハウを持つ「西日本鉄道株式会社」「阪神電気鉄道株式会社」「京浜急行電鉄株式会社」の鉄道3社、そして日本政府が出資する「海外交通・都市開発事業支援機構」と共に、日本国内に合弁会社を設立することになった。これにより各社が持つ様々な経験とノウハウを共有し、官民一体となり、インドネシアにおける巨大プロジェクトを推進することが可能になった。
2017年から着工されるプロジェクトの敷地面積は約19ヘクタール。戸建て住宅や商業施設約1000戸が建設されることになっている。
また三菱商事は、インドネシア現地に「Bumi Serpong Damai社」との合弁会社も設立するが、この過半を日本の企業連合が出資することになっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
三菱商事株式会社のプレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/
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