2016-11-21 23:00
政治
ジャカルタでカウンターデモ、国民の一致団結を呼びかけ

中心部に1万人以上が集まる
1万を超える人々が19日、ジャカルタ中心部に集まり、インドネシアの多様性を尊重し、国民が団結して困難を乗り切ろうと呼びかけた。国民の分断に不安広がる
ジャカルタでは、来年2月のジャカルタ州知事選挙に関連し、特定の人種や宗教を拒絶するような考え方の広がりに、多くの人々が不安と戸惑いを感じている。今月初めには、ジャカルタ特別州知事の「アホック」こと、バスキ・プルナマ氏のコーラン冒涜発言に端を発する、イスラム強硬派主催のデモで、一部が暴徒化し死者も出ている。インドネシアの警察は、その後、イスラム教を冒涜した容疑でバスキ知事の取り調べを開始した。
この状況に動きを見せたのが、宗教指導者や人権団体メンバーを含む1万人以上の参加者だ。
多様性を尊重し、団結呼びかけ
多くの観光客が訪れることでも知られる独立記念塔周辺で行われたデモ行進。参加者の多くは赤白の服を着用、そしてインドネシア国旗を片手に、一致団結したインドネシアは、いかなることにも屈しない。(ABC Newsより)
などと声を上げた。
参加者の1人は、
重要なのは多様性を尊重し、そして一つになることだ。我々は政治を人種や宗教と切り離して考えなければならない。一致団結だ。(RTより)
と力を入れて話した。
外部リンク
RT
https://www.rt.com/
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