インドネシアニュース

インドネシアの警察は22日、12月2日に予定されている、イスラム強硬派団体が主催するデモと金曜礼拝の開催を禁止すると発表した。

ティト・カルナビアン国家警察長官は21日、

と、イスラム強硬派への警告ともとれる発言をしていた。

デモには数千人が参加する見込みだったとされ、ホテル・インドネシア・サークルやスディルマン通りなど、ジャカルタ中心部の数ヶ所で開催が予定されていた。

デモに参加予定だった各団体は、コーラン冒涜の容疑がかけられているジャカルタ特別州知事バスキ・プルナマ氏の逮捕を求めている。

国家警察長官は、11月4日に行われたデモにも言及。言論の自由は尊重されるべきだが、道路を占拠し、平和を乱すような行動をとり、他人の権利を否定するようなことは許されないとし、妊婦がデモによる交通渋滞に巻き込まれた事例があったことを明らかにしている。

インドネシア国軍のガトット・ヌルマンティオ司令官は、不測の事態に備え、警察をバックアップする体制は既に整っているとしている。

外部リンク

The Straits Times
http://www.straitstimes.com/