2016-11-17 12:00
進出
ジャカルタ-スラバヤ間鉄道建設、日本以外にも打診

受注はいまだ不透明
インドネシアのブディ運輸相は先週、ジャカルタ-スラバヤ間の中速鉄道建設計画について、いまだ事業を発注する相手は決定していないことを確認した。テンポ電子版により伝えられた。
運輸相の発言
ブディ運輸相は、パプアの経済発展に関する閣議において、我々は、鉄道建設が可能な多くの国に対してチャンスを与えるだろう。それは欧州でも、アメリカでも、中国でもあり得ることだ。(テンポ電子版より)
と語ったと、「Bisnis Indonesia」によって引用されている。
同鉄道計画については、先月、ルフット調整相が来日した折、日本に建設の優先権を与えたという報道があった。さらにはその後、日イ共同の事業化調査が実施される見通しも示されていた。
予断許さず
同鉄道計画は、ジャカルタとスラバヤを結んでいる全長約750kmの路線を中速鉄道に切り替える建設事業。昨年、中国が受注したジャカルタ-バンドン間の高速鉄道計画に比べて、用地の確保が大部分終了していることもあり、作業期間は短く、低予算での建設となる計画だ。
ルフット調整相によると、ジョコ・ウィドド大統領が融資に関してのより詳細な調査を行うことに同意しているという。そして、数日中にはその結論が出るだろうとも語った。
外部リンク
テンポ電子版
http://en.tempo.co/
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