2015-02-11 05:00
経済
花王・インドネシアでの販路拡大に成功利益増大

花王売上堅調
石けんや洗剤など日用品大手の「花王株式会社」は平成27年2月4日付で「平成26年12月期決算短信」を発表した。連結業績は売上高は約1兆4千億円(1,401,707百万円)と、前年同期比6.6%増し。売上総利益から販売費および一般管理費(本業を営むためにかかる費用)を差し引いた営業利益は約1,300億円とこちらも前年同期比6.9%増しと好調に推移している。
連結当期純利益は795億円と前年同期比22.9%増しを記録している。
また第2四半期末における、年間配当金についても平成27年12月期は予想で1株あたり38円と向上している。
背景にはインドネシアでの売上伸長
今回の利益増加についてはインドネシアでの販路拡大が鍵であった。特に中間所得層向けの現地生産品の販売を平成26年9月より開始。日本でも売れ筋の衣料用洗剤「アタック」を、インドネシア向けに改良し「アタックJaz1」として発売を開始。
これはインドネシアで主流の手洗い洗濯に対応した洗剤で、粉末洗剤である。今後はインドネシアで需要が高まっている、中間所得層向けのベビー用紙おむつの展開を拡大していく方針だ。
外部リンク
決算短信平成26年12月期・花王株式会社
http://www.kao.com/jp/
関連する記事
-
2017-02-13 11:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-19 07:00
-
2017-01-18 23:45