2015-02-05 09:00
進出
ソニー『FeliCa』 KCJで採用

インドネシアでも「タッチ&ゴー」
ソニーは2月3日、インドネシアの鉄道会社PT.KAIコミューター・ジャボデタベック(KCJ)においてICカード技術『FeliCa(フェリカ)』が採用されたと発表した。KCJは、乗車券としてFeliCa内蔵のカードとリストバンドを今月中に運用開始する。また、NFC(Near Field Communication = 近距離無線通信)機能つき携帯電話についても今年夏頃までに対応する予定だ。
電子マネー事業拡大を図るソニーとKCJの利害が一致
ソニーの『FeliCa(フェリカ)』は、交通乗車券や電子マネーなど、多くのアプリケーションに対応している。また、セキュリティの面や応答速度の面でも有利だ。KCJは、アジア太平洋地域で最新の電子乗車券発券システムを手に入れられるだけでなく、NFCモバイルサービスに関するソニーの豊富な経験を活用できるというメリットがある。
一方で、ソニーは、インドネシアにおけるFeliCa事業拡大の足がかりとしたい考えだ。
PT.KAIコミューター・ジャボデタベック(KCJ)は、PT. Kereta Api Indonesia (KAI)の子会社。ジャカルタ首都圏を走る鉄道を運営しており、64駅、182キロメートルをカバーしている。利用者数は一日平均700,000人。
外部リンク
プレスリリース
http://www.sony.net/SonyInfo/News/Press/
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