インドネシアニュース

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党第一書記が、4月24日にバンドンで開催される「アジア・アフリカ会議開催60周年記念式典」に出席する可能性が出てきた。韓国の外交部当局者によると、インドネシアは、韓国と北朝鮮の首脳を招待する、と伝えている。
アジア・アフリカ会議は、第二次大戦以降に独立し始めた東南アジア各国に対し、欧米諸国が再び武力で再植民地化しようとした流れが見られたものの、その動きを防止するためにアジアとアフリカの国々が連携し、インドや中国、エジプト、インドネシア各国の首脳が中心となって開催を目指した会議の総称である。

第1回は、1955年にバンドンで開催され、当時の参加国は、アジアとアフリカの国々29カ国であった。会議においては、世界平和と協力の推進に関する平和十原則が制定された。また、2005年に開催された「バンドン会議50周年を記念する首脳会議」では、かつての29カ国から106カ国となり、多くの国々から参加する会議となった。

第1回の会議では、韓国と北朝鮮は参加していなかったが、今回、開催国であるインドネシアが、両国を招待したことから、会議に参加する可能性がある。

バンドン市のリドワンカミル市長は、と述べた。

外部リンク

KOMPAS.COM
http://regional.kompas.com/read/2015/01/26/

アジア・アフリカ会議（Wikipedia）
http://ja.wikipedia.org/wiki/アジア・アフリカ会議