2015-02-13 09:00
経済
エフテック・営業利益減少インドネシアでの費用かさむ

営業利益24.3%減と不調
自動車部品大手「株式会社エフテック」は平成27年2月3日、平成27年第三四半期決算短信を発表した。今期は売上高約1千2百億円(127,699百万円)と前年同期比0.4%増しにとどまったが、本業の儲けを示す「営業利益」は前年同期比24.3%減の約36億円(3,626百万円)と不調であった。
営業外損益も加えた「経常利益」は約36億円(3,657百万円)と前年同期比24.3%減とこちらも不調。前年同期は199円10銭であった一株あたり純利益も、今期は73円54銭に減少した。
原因は前向き
第三四半期の決算についてエフテックは、不調の原因として日本国内での個人消費の停滞や設備投資の落ち込みを挙げている。一方アメリカでは個人消費が好調であったことから堅調に景気拡大を続けたとしている。アジア地域では中国市場での日本車増産、為替相場が円安に転じたことから売上高は増加したが、タイにおける政情不安が重なったことによって営業利益が減少したとしている。
またエフテックはインドネシアにおいて新工場の立ち上げを進めている。これについての費用が今期の決算に計上されたことも営業利益が減少した原因としている。
外部リンク
平成27年3月期第3四半期決算短信を掲載しました
http://www.ftech.co.jp/
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