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2015-05-05 06:00

経済

JFEスチール 自動車用溶融亜鉛めっき鋼板事業で6,000万米ドルの融資を獲得

国際協力銀行
みずほ銀行等と協調で6,000米ドルの融資
国際協力銀行は、4月30日、JFEスチールのインドネシア現地法人PT JFE スチール ガルバナイジング インドネシア(JSGI)に対し、融資金額6,000万米ドルを限度とする貸し付け契約を締結したと発表した。

この融資は、平成25年1月11日閣議決定された「日本経済再生に向けた緊急経済対策」を踏まえて、同行が2013年4月1日から設定している「海外展開支援融資ファシリティ」の一環として行われるもので、みずほ銀行等との協調融資だ。

激化する鉄鋼業界 高級溶融亜鉛めっき鋼板で勝負
鉄鋼業界においても世界規模で競争が激化するなか、JFEスチールは、自動車用鋼板のグローバルな供給体制を構築するため、中国およびタイにて溶融亜鉛めっき鋼板事業を立ち上げている。

同社は、これらに加え、東南アジア第二の自動車生産国であるインドネシアにおける自動車生産拡大に対応するため、同社の100%出資子会社であるJSGIがインドネシアにおいて、自動車用高級溶融亜鉛めっき鋼板の製造・販売事業を実施する。

融資対象となるのは、主に自動車向けの溶融亜鉛鍍金鋼板製造設備で、製造可能寸法は、板厚が0.4mmから2.3mm、板幅が800mmから1,850mmのもの。生産能力は、年間最大40万トンで、2016年3月からの稼働を予定している。


外部リンク

国際協力銀行 プレスリリース
https://www.jbic.go.jp/ja/information/press/
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