2015-05-15 18:00
社会
アチェ州沖合で、合わせて1000人の難民が救助

難民は、ミャンマーのロヒンギャ族か
10日から11日にかけ、スマトラ島アチェ州沖合で合わせて約1000人の難民が救助された。難民は、ミャンマーのロヒンギャ族とみられる。10日朝、547人の難民が乗る船が救助されたほか、11日未明にも、約400人の難民が乗る船が救助された。難民らは、食料も水も摂取していない状態でかなり衰弱していたという。また、避難所では、食料や水を提供したものの、すべての難民には行き渡っていない状態であるという。
難民の船はマレーシアにも漂着
ロヒンギャ族は、ミャンマー西部のラカイン州からバングラデシュにかけて居住しており、イスラム教を信仰している。仏教徒が大多数を占めるミャンマーにおいて、ロヒンギャ族は迫害されていることから、難民として同国を離れるケースもみられる。そのため、国連はロヒンギャ族を世界で最も迫害されている民族の一つであるとしている。
なお、ロヒンギャ族の難民らを乗せた船は、インドネシアのみならず、マレーシアにも漂着しており、タイとの国境に近いランカウイでは1000人以上の難民を受け入れていた。
外部リンク
GLOBAL INDONESIAN VOICES
http://www.globalindonesianvoices.com/20706/indonesia
CNN
http://edition.cnn.com/2015/05/11/asia/rohingya
ロヒンギャ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロヒンギャ
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