2015-05-25 22:00
経済
第1四半期中国の対インドネシア投資上位10カ国に

今年第1四半期の対インドネシア投資
20日、中国の経済ニュースメディア、華爾街見聞は、中国の対インドネシア投資が日本と競い合う状況となった、と報道。今年第1四半期の中国による対インドネシア投資は、初めて、上位10カ国に入った。
高速鉄道建設問題のショック
4月には日本が獲得を狙っていた、高速鉄道建設での協力が中国との約束となり、日本経済界に衝撃が走ったことは、記憶に新しい。高速鉄道建設問題では、5年余りにわたって日本政府関係者は建設計画実現の可能性を調査し、インドネシアに日本との協力を促してきたからだ。
この高速鉄道に関しては、建設投資額が60億米ドル(約7300億円)に上るもの、とみられている。
習近平国家主席は、4月、インドネシアのジャカルタでジョコ・ウィドド大統領と会談した際、建設協力文書への署名を見届けている。
リニ・スマルノ国営企業相は、この件に関して、「政府が融資に対して担保を提供しなくともよいという中国の提案は、日本の提案よりも魅力的だ」と語っている。
AIIBに関しても
インドネシアと中国の関係は、AIIBに関しても、その親密度が伺える。AIIBの理事国をめぐってインドネシアは、積極的に中国に働きかけをしている。日本は、これまでインドネシアに対して、友好国として数十年前から投資を行ってきている。最近のインドネシアと中国の関係のあり方は、気になるところだ。
外部リンク
人民網
http://j.people.com.cn/n/2015/0423/c94476-8882890.html
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