2015-06-02 18:00
社会
スズキ 四輪車組立の新工場が完成 開所式を実施

29日に開所式実施
自動車および二輪車大手スズキは、同社のインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーター社が、ジャカルタ近郊のブカシ県のGIIC工業団地に建設していた四輪車組立の新工場(チカラン工場)が完成し、29日に開所式を執り行ったと発表した。チカラン工場は敷地面積130万m2、建屋面積11万m2で、小型のミニバンであるエルティガを生産する。
開所式には、ラフマット・ゴーベル商業大臣、谷﨑泰明・駐インドネシア特命全権大使らが出席したほか、スズキからは鈴木修会長兼社長が出席した。
インドネシアなどで製造・販売されている「エルティガ」
エルティガとは、2012年よりスズキが海外で製造・販売を行っている小型のミニバンである。主に、インドやインドネシアで製造されているが、大家族が多い国であることから3列シートで7人乗りであることが特長だ。なお、エルティガの「TIGA」はインドネシア語で「3」を意味する。新工場完成で、年間約25万台の生産が可能に
チカラン工場では、昨年2月よりエンジンとトランスミッションの組み立てを開始、現在は鋳造、鍛造から機械加工、熱処理、組み立てまでを行っている。四輪車の車体組立工場である新工場の稼働によって、エンジン、トランスミッションの生産から車体組立までチカラン工場で一貫生産が可能となった。これにより、スズキのインドネシアにおける生産能力は同国のタンブン工場と合わせて年間約25万台となる。
同社は、今後の市場動向に応じて、順次生産能力を増強していく計画である。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
スズキ(ニュースリリース)
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2015/0529/
スズキ・エルティガ(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/スズキ・エルティガ
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