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2015-05-28 14:00

社会

マカッサル大学の学生、慶應義塾大学に協定研究生として来日

マカッサル大学
湘南藤沢キャンパスに15人の学生が来日
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(以下SFC)は22日、インドネシアの国立マカッサル大学から15人の博士課程の学生がSFCに滞在し、協定研究生として各自の研究を進めていると発表した。

期間は5月11日から29日までの3週間、学生の多くはマカッサル市およびマカッサル市の位置する南スラウェシ州の地方公務員である。学生らは地方自治体の勧めで一定期間休職し、博士課程で行政学の研究を進めている。

スラウェシ島南部の都市 マカッサル
マカッサル市はスラウェシ島南部に位置する人口約120万人の都市である。16世紀初頭、マカッサルは東インドネシア貿易の中心地で、東南アジアでは最大規模の都市であった。

また、植民地時代はマカッサル油が大量に輸出されていたほか、現在でも、周辺では珍重な木材である「マカッサルコクタン」が産出されている。

英語論文執筆のほか、スラウェシやマカッサルの講義を行う
今回の来日は、マレー・インドネシア語研究室とSFC研究所のイスラーム研究・ラボが受け入れ組織となって実現したものである。

マカッサル大学の学生らは、滞在中にメディアセンターの資料やデータベースを用いて英語論文を執筆するほか、マレー・インドネシア語の各クラスにもゲストスピーカーとして参加し、インドネシアやスラウェシ、マカッサル地方の講義を行った。

SFCは、インドネシア語は日本では触れる機会がほとんどないこと、また、SFCの学生にとっても生のインドネシア語に触れる良い機会であることから、今後もインドネシアとの交流事業を増やしていきたい考えだ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(プレスリリース)
http://www.sfc.keio.ac.jp/news/20150522.html

マカッサル(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/マカッサル

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