2015-06-15 06:00
社会
「ボロブドゥール ユースフォーラム 2015」開催

「ボロブドゥール ユースフォーラム2015」開催
「ボロブドゥール ユースフォーラム2015」が6月5日から8日、インドネシア教育文化省、ユネスコ ジャカルタ事務所、PT. Taman、パナソニック株式会社により、インドネシア全土から50名の若者を招待して開催された。PT. Taman は、インドネシア政府設立の国有法人で、ボロブドゥール遺跡、プランバナン遺跡およびラトゥ・ボコ遺跡を管理している組織。
このフォーラムは、2014年に締結された4者間の基本合意のもとに実施されているもの。
このフォーラムでは、若者ら地域社会に対する、世界遺産保護の重要性についての啓蒙、持続可能な観光資源とクリエイティブ産業の開発支援を目的としている。
パナソニック株式会社の取り組み
パナソニック株式会社は、世界遺産プランバナン寺院遺跡群を持続可能な観光資源として、より効果的に照明、保全する目的で、これまでにも16台のライトアップ用LED投光器を寄贈してきた。今回、新たに5台のライトアップ用LED投光器を寄贈した。遺跡保全と持続可能な観光事業を
プランバナン遺跡は、ジャワ島にあるヒンズー教寺院群で構成され、寺院群としては最大規模のものだ。特徴的な高い小塔からなり、9世紀のヒンズー教時代に建立されている。中央部にはある3つの塔を中心に、500を超える寺院が当時のまま残っており、宗教的な平和共存を象徴している。特異な建築様式は文化的にも重要な遺産となっている。
ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワのジョグジャカルタにある、仏教の三界をあらわしているとされるピラミッド状の遺跡である。
特徴的なのは、内部空間を持たない構造となっていることだ。一辺約120mの基壇の上に5層の方形壇、さらに3層の円形壇があり、全体で9層の構造物となっている。
ボロブドゥール寺院遺跡群とプランバナン寺院遺跡群の世界遺産だけでなく、インドネシア全土の遺跡保全と持続可能な観光事業のクリエイティブな若者プロジェクト、行動計画を共有していきたい、としている。
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