インドネシアニュース

イケアの日本法人イケア・ジャパン株式会社は、再生可能な天然素材を使用した限定コレクション「NIPPRIG（ニップリグ コレクション）」を6月25日（木）から数量限定で販売している。

このコレクションは、イケアとインドネシアやベトナムの生産者が協力し、デザインから製作まで、現地の素材と職人技とを活かしてつくられている。

ホテイアオイやシーグラス、籐（とう）、バナナの幹、竹、ココヤシなどの天然素材を用いた伝統的な製品と、スウェーデンデザインとを融合させ、ぬくもりや美しさを感じることのできるナチュラルな空間を演出する。

南米原産のホテイアオイは、浮遊性の水草で、水中のチッ素やリンの濃度が高いと大量発生しやすい。

水質改善対策として利用されることもあるが、その繁殖力の強さ故に、水路を緑のじゅうたんのようにびっしり埋め尽くしてしまい、光を遮ってしまうため、各地で要注意外来植物として大きな問題になっている。

現地では、干したホテイアオイを肥料として利用したり、バッグやバスケット、マットなどを編み上げる材料とするなど、農民や漁師たちが暮らしのために長年磨いてきた知恵や技能を活かして、資源として活用している。

厄介な雑草をも資源に変えてしまうバイタリティーは、とても魅力的だ。


（画像はプレスリリースより）

外部リンク

プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.