2015-07-27 11:00
社会
スマトラ島原産のユニークな、ショクダイオオコンニャク

スマトラ島原産の植物
先日から、インドネシア・スマトラ島原産のとても珍しい植物の開花が話題になっている。この植物は、「ショクダイオオコンニャク」。サトイモ科コンニャク属の植物。またの名を「スマトラオオコンニャク」ともいう。
だが、これは、小石川植物園のショクダイオオコンニャクだ。小石川植物園では、現在、温室改築工事準備をしているため、温室を見学することができない。
数年に一度しか開花しないこの花を多くの人に見てもらうため、過去にこの植物の栽培・開花実績のある神代植物公園が預かって展示することとなったもの。
ユニークさで有名
「ショクダイオオコンニャク」は、世界最大級(大きいものでは高さ3メートル以上)の花を咲かせる植物としても知られているが、そのユニークさで有名だ。数年に一度しか開花しない、その花は、大きな燭台を思わせる形状で、強烈な悪臭を放っている。その匂いは、肉の腐臭そのものでとても強烈。これは、腐臭に群がる昆虫を引きつけるためだ。
国内に10例程の希少性
国内での開花は、とても珍しい。この植物があるのは、神代植物公園の他、小石川植物園、フラワーパークかごしま、はままつフラワーパークなど10例程しかないためだ。神代植物公園は、調布市深大寺元町5-31-10にあり、開園時間は、9時30分~17時(最終入園は16時)。休園日は、毎週月曜日となっている。(祝日の場合は翌日)
入園料は、一般 500円 65歳以上 250円 中学生 200円。(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料) 併設の水生植物園及び植物多様性センターは無料。
問い合わせは、神代植物公園サービスセンターへ。電話:042-483-2300
外部リンク
東京都公園協会
http://www.tokyo-park.or.jp/event/2015/07/post-543.html
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