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2015-07-27 10:00

社会

日本の真夏は世界中で一番不快!

ジメ暑指数
『ジメ暑』日本 ジャカルタを抜いて1位に!
日本気象協会が運営するtenki.jpラボでは、夏本番に向け、気温だけでなく湿度を考慮した『ジメ暑指数』という新しい概念で、日本の夏の過ごしづらさについて解説している。

同サイトにて、2014年7月から同年8月の『ジメ暑指数』をグラフ化し、東京、カイロ、ジャカルタ、ホノルルの4都市で比較したところ、7月28日から8月1日にかけては、高温多湿な熱帯モンスーン気候のジャカルタと、砂漠気候のカイロを抜いて、東京が1位を記録した。

不快の原因は湿度
これまで、日本の夏の暑さは、日中の最高気温を基準として、25度以上の日を夏日、30度以上の日を真夏日、35度以上の日を猛暑日と表現されてきた。

しかし、最近の夏の猛烈な暑さは、気温だけでは表すことのできない不快感がある。

その理由は、どうやら湿度にあるようだ。

人間は、周辺の気温が高くなると、汗をかき、その汗が蒸発するときに体の熱を奪って体温を調節する機能を持っている。

しかし、湿度が高いとなかなか汗が乾かず、体温が下がらない。また、汗による体のベタつきや臭いにより、不快感が増してしまう。

ジメ暑指数の“急上昇”も不快の原因
同サイトの調査によると、日本の夏は、気温が高くなるとともに湿度も高くなり、『ジメ暑指数』は急上昇するという。

この急激な変化も、不快を強く感じさせる要因になっているようだ。

昨年、東京では8月初旬から8月中旬まで、名古屋、大阪、福岡では7月下旬から8月下旬にかけて、最高気温30度かつ平均湿度75%の『ジメ暑日』が続いた。

今年も暑くなりそうだ。熱中症対策は万全に心掛けたい。


外部リンク

tenki.jpラボ
http://www.tenki.jp/labo/
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