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2015-07-17 19:00

政治

インドネシア国防省 南シナ海に軍事基地建設へ 

南シナ海
建設地はナトゥナ諸島、リアウ諸島などが有力
インドネシア政府は10日、南シナ海に新たな軍事基地を建設する計画があると発表した。インドネシア国防省とインドネシア政府国家開発計画庁(BAPPENAS)は軍事基地の計画に関する会議を実施した。

新たな軍事基地の建設場所は決定していないものの、カリマンタン島の北西の沖合に位置するナトゥナ諸島、シンガポールの南の沖合に位置するリアウ諸島、北カリマンタン州のタラカン島が有力だ。

将来の有事と天然資源保護のために軍事基地建設は必須
インドネシアのリャミザルド・リアクドゥ国防相は、近い将来、周辺国との間で紛争状態となる可能性があること、また、インドネシアの周辺海域は天然資源を有していることからも、軍事基地の建設は緊急の課題との考えを示した。

中国は「九段線」でベトナム、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、フィリピン各国沖合の南シナ海における領土権を主張している。インドネシアは、九段線がナトゥナ諸島を含んでいることに対して批判している。

インドネシアをはじめとする東南アジア各国では、防衛費が増加傾向にある。南シナ海に面するインドネシアは、将来の有事に備え、海軍力の強化を図る方針だ。


外部リンク

The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/07/10/govt-buildl

THE NATIONAL INTEREST
http://nationalinterest.org/blog/the-buzz/indonesia

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