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2015-08-06 15:00

社会

16の州が干ばつに見舞われていると発表 国家防災庁

インドネシア干ばつ
特にジャワ島の干ばつが深刻化
インドネシアの干ばつが深刻化している。インドネシア国家防災庁は、16の州が干ばつに見舞われていると発表した。

干ばつは国土の広い範囲に及んでいるが、特に深刻な干ばつに見舞われているのは、ジャワ島のほぼ全域と、バリ島、スマトラ等の南部である。

干ばつにより、約11万ヘクタールの農地が深刻な被害を受けているとみられるが、国家防災庁は、干ばつが続くことで被害の地域が拡大することを懸念している。また、政府は、コメの生育状況によっては、ベトナムやタイからコメを輸入する可能性について言及した。

エルニーニョによって、インドネシアでは雨が少ない傾向に
今年はエルニーニョ現象が発生している。

同現象が発生すると、日本では太平洋高気圧の張り出しが弱まり、雨が降りやすくなるケースが多いが、インドネシアやオーストラリア沿岸など、西太平洋の低緯度地域では雨雲の発生が極端に少なくなることから干ばつとなる傾向がある。

なお、インドネシア気象庁は雨の少ない状態が10月頃まで続くと予想しており、今後も、まとまった雨は期待できないとみられる。


外部リンク

TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2015/08/01/055688307/

INDONESIA INVESTMENT
http://www.indonesia-investments.com/news/todays

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