2016-03-01 13:00
進出
スマラン発の航空輸出ルート提供、郵船ロジスティクス
日本物流企業初、スマラン空港発自社混載サービスを開始
2016年2月24日、郵船ロジスティクスのインドネシア現地法人(PT. Yusen Logistics Indonesia)は、日本の物流企業としては初となるインドネシア中部のスマラン空港(アフマド・ヤニ国際空港)からの自社混載サービスを開始したことを発表した。同社による混載サービスの開始により、スマランで集荷し、航空運送状の発行や通関などの各種輸出業務の一貫管理体制が実現可能となり、輸送にかかるリードタイムの削減やトータルコストの削減が可能となる。
新サービス、確実なサプライチェーンの確立に貢献
スマランは、ジャカルタから東に約500kmに位置する中部ジャワ州の州都で、人材確保の観点から労働集約型産業の自動車やアパレル関連工場が林立し、日系企業も多く進出している。従来、同地域から海外へ航空輸出を利用する場合は、陸路でジャカルタの空港へ貨物を輸送する必要があった。スマラン~ジャカルタ間の道路は洪水などの災害によって通行止めになることも多く、スマランに工場を置く企業にとって、確実なサプライチェーンの確立が切望されていた。
スマラン~ジャカルタ間の陸路での輸送やジャカルタ到着後に手配されていた各種輸出業務が省かれることにより、スマランに進出している日系企業の物流体制強化と利便性の向上そしてビジネス拡大への貢献が期待されている。
(画像は郵船ロジスティクスWebサイトより)
外部リンク
郵船ロジスティクス プレスリリース
http://www.yusen-logistics.com/jp/press
郵船ロジスティクス
http://www.yusen-logistics.com/jp/
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