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2016-12-16 20:00

進出

新日鐵住金、鋼矢板の設計・施工法ガイドラインを発刊、普及を目指す

新日鐵住金
インドネシア語版のガイドライン
新日鐵住金は、バンドン工科大学の協力を得て、鋼矢板(こうやいた)の設計・施工法に関するインドネシア語版のガイドラインを発刊したと発表した。

インドネシアでの鋼矢板利用の認知度を上げ、普及を後押しするのがねらい。

鋼矢板の利点
鋼矢板での設計・施工は港湾や河川の護岸工事などで見られる。従来のコンクリート構造に比べて工期短縮が図れるため、コスト削減に寄与することが利点となる。

同国においては、経済成長を維持するため、インフラの整備が喫緊の課題となっており、港湾や鉄道などの建設が進められている。だが、労働者の賃金上昇などにより建設コストが上がっているため、施工全体におけるコスト削減が求められているのが現状だ。

鋼矢板の設計・施工法が採用されれば、現場におけるコスト削減のニーズにも合致する。

大学との連携
同社は、同国ペリタハラパン大学からの要請に応えるかたちで、鋼構造の設計方法や適用事例などの資料を提供し、鋼構造の教科書の発刊にも協力した。エンジニア向けに書かれた同教科書は、鋼構造を経済的に設計する方法などが解説されている。

今後も同社は現地大学などとの連携を深め、鋼矢板をはじめとした鋼構造の設計・施工法を普及させることにより、同国のインフラ整備に貢献していく方針だ。

(画像は新日鐵住金株式会社ホームページより)


外部リンク

新日鐵住金株式会社 プレスリリース
http://www.nssmc.com/news/20161209_100.html

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