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2016-12-21 20:00

社会

JKT州知事のコーラン冒涜疑惑で2回目の公判

コーラン冒涜
第2回公判
ジャカルタ特別州知事のバスキ・プルナマ氏がコーランを冒涜した疑いを持たれている件で、第2回の公判が20日、北ジャカルタ地方裁判所で行われた。

率直な物言いで知られるバスキ氏が9月、コーランのある一節について語ったことが、イスラム強硬派を初めとする多くのイスラム教徒の反感を買った。

バスキ氏は、キリスト教徒として初めてのジャカルタ特別州知事でもあり、先月には多くのイスラム教徒がジャカルタ中心部に集結し、バスキ氏の逮捕を求めデモ行進した。

アリ・ムカートノ検事正は法廷で、
バスキ氏の発言は、イスラム教徒の間に不和をもたらした。(The Sydney Morning Heraldより)

とし、バスキ氏がコーランを冒涜する意図など無かったと話していることについても、一連の事件や背後関係を考慮して判断すべきだとの認識を示した。

バスキ氏は先週、同法廷で、涙ながらに自身の発言にコーラン冒涜の意図など無かったとして謝罪している。

強硬派数百人が裁判所周辺に集まる
20日も、数百人のイスラム強硬派グループが裁判所周辺に集まり、バスキ氏の収監を求めて声を上げた。また、バスキ氏を支持する団体は結束を呼びかけた。

インドネシアでは、ほとんどの宗教冒涜に関する裁判で有罪判決が出ている。

(画像はThe Sydney Morning Heraldより)


外部リンク

The Sydney Morning Herald
http://www.smh.com.au/

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