インドネシアニュース

12月15日、インドネシアとオーストラリアは3年間の期限で2国間の通貨スワップを行うことに合意した。その規模は71億3000万ドルにのぼる。今回の通貨スワップの目的は、インドネシアとオーストラリアとの2国間における貿易の規模を拡大することとインドネシア通貨のルピーの国外流出を防ぐためにある。

今回の通貨スワップ合意によって、インドネシアとオーストラリアの両国が金融危機におちいった場合であっても、両国間において安定的な貿易を行うことができるように保障されることになる。なお、両国間において合意があれば、他の目的に転用することも許されているこの通貨スワップ合意にサインしたのは、インドネシア中央銀行のAgus Martowardojo総裁とオーストラリア準備銀行のGlenn Stevens総裁である。

「2国間における通貨協調が示すのは、マクロ経済と地域金融の安定性を維持して国際経済の不確実性に対処するという2つの中央銀行の公約である」とインドネシア中央銀行のAgus Martowardojo総裁は合意の場において述べた。

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インドネシア中央銀行
http://www.bi.go.id/en/Default.aspx