2015-12-25 01:00
経済
原油価格下落を受け、来年1月より石油価格値下げの見通し
ガソリンは5%程度、軽油は8%程度の値下げか
インドネシアのエネルギー鉱物資源省は、世界的な原油価格の下落により、来年1月から石油価格を引き下げるとの見通しを示した。ガソリン価格は5%程度、軽油の価格は8%程度引き下げられる見通しだが、スディルマン・サイドエネルギー鉱物資源相は、1月以降の正式な石油価格については近日中に発表する予定であるとコメントした。
なお、現時点において、ジャワ島など主要な地域の石油価格は、ガソリンが1リットルあたり7300ルピア(約64円)、軽油が1リットル当たり6900ルピア(約61円)であるが、来年1月以降、ガソリンは7000ルピア(約62円)程度、軽油は6400ルピア(約57円)程度になると見込まれている。
インドネシアでは3ヵ月に一度、石油価格を見直し
インドネシアでは、原油価格の変動に基づいて、石油価格を3ヵ月に一度見直している。前回は10月に価格が見直された。また、同国では、燃料価格を政府が補助する「燃料補助金政策」が実施されているが、今年1月からは、政府の財政負担を軽減するため、ガソリンについては燃料の補助金が撤廃された。
外部リンク
Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/12/22/fuel-prices
Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/business/indonesia-cut
TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2015/12/22/056729977/Pertamina
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