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2016-02-20 15:00

経済

国際協力銀行、ボルツ現地法人に現地通貨建て融資

国際協力銀行
日系中小企業の海外進出促進が目的
2016年2月15日、国際協力銀行(JBIC)は、兵庫県に本社を置く中小企業・ボルツ株式会社のインドネシア現地法人(PT.BZI)に対して200億インドネシアルピアを融資する契約を結んだことを発表した。

同契約は、JBICが創設した「海外展開支援融資ファシリティ」に基づくもので、日本の中小企業の海外進出支援を促進させることを目的としている。

現地生産により、日本国外での販路拡大を目指す
ボルツ株式会社では、自動車や自動二輪車のトランスミッションやエンジンなどに使用されるボルトの製造・販売をしており、2013年8月にインドネシア市場の好況を見込んで、西ジャワ州カラワンにPT.BZIを新設した。

PT.BZIの新設により、インドネシアでの現地生産によって、車載用ボルトの日本国外での販路拡大を目指す。JBICは、PT.BZIの海外事業展開のためにインドネシアルピア建てで資金を融資することで、国際競争力向上を金融面から支援する。

JBICは、あらゆる金融的手段を駆使して、日本の中小企業への海外事業に対する支援を引き続き実施する。

(画像は国際協力銀行プレスリリースより)


外部リンク

国際協力銀行プレスリリース
https://www.jbic.go.jp/press-2015/0215

海外展開支援融資ファシリティ
http://www.jbic.go.jp/news-2014/0701

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