2016-05-10 12:00
社会
デンパサール発香港行きの香港航空機 乱気流で17人負傷
航空機はングラ・ライ国際空港へと引き返す
5月7日未明、バリ島・デンパサール発香港行きの香港航空6704便が、カリマンタン島の上空、高度約1万2500メートル付近にて乱気流に巻き込まれたと見られ、乗客乗員合わせて17人が負傷した。同便には乗客204人、乗員12人が乗っていたが、同便はデンパサールのングラ・ライ国際空港へ引き返し、午前4時半頃同空港に着陸した。なお、乗客95人は同日午前のガルーダ・インドネシア航空機で香港へと向かった。
飛行ルートに「晴天乱気流」発生か
インドネシア気象庁は当初、同便は雲の中を飛行していたとの見解を示していたが、同庁が気象衛星ひまわりの画像を確認したところ、飛行ルートには雲が見られなかったことから、雲が発生しないにもかかわらず乱気流が生じる「晴天乱気流」が発生した可能性を示した。なお、晴天乱気流は「エアポケット」と呼ばれる場合がある。
また、5月4日には、南スマトラ州のバリサン山脈付近で、アラブ首長国連邦・アブダビに本拠を置くエティハド航空の474便、アブダビ発ジャカルタ行きが、晴天乱気流に巻き込まれたと見られ、乗客乗員31人が負傷した。
外部リンク
The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/seasia/2016/05/08/wind-speeds
abcNEWS
http://abcnews.go.com/International/wireStory/turbulence
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