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2016-05-04 07:00

経済

インドネシア投資調整庁が中国担当デスクを設置

中国
投資意欲を阻害する言語障壁の解消
5月2日、インドネシア投資調整庁(BKPM)は、インドネシアに投資を考えている中国人投資家のために中国担当デスクを設置したことを発表した。BKPMの議長であるFranky Sibarani氏によれば、流暢に中国語を操れる人材をそろえたという。

これまで言語障壁がインドネシアでビジネスを始めようとする中国人投資家の活動を阻害してきたが、これからは中国担当デスクが通訳をつとめ、中国人投資家が確実にBKPMの許可を取れるように支援する。

また、中国大使館において商業活動・経済活動についての事務を担当するWang Liping氏によれば、中国大使館も全力でサポートを約束している。
中国のインドネシアに対する投資額の増加
今年に入ってから、中国のインドネシアに対する投資額は急速に増加しており、第一四半期だけで5億ドルの数字を計上しており、昨年の7倍近い数字となっている。

それを考えれば、今回にBKPMが中国投資家重視の姿勢を示したことはうなずける。なお、Franky氏は投資先としてインドネシアを宣伝するべく、中国と日本を訪れるスケジュールを組んでいる。


外部リンク

インドネシア投資調整庁(BKPM)
http://www.bkpm.go.id/
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