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2016-11-11 21:00

政治

ジョコウィ、ジャカルタ知事を擁護することは無い

ジャカルタ暴動
アホックとは知事・副知事の間柄だった
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は8日、イスラム教の聖典コーランを冒涜するような発言があったと疑われている、ジャカルタ特別州知事のバスキ・プルナマ氏について、自身が知事を擁護することは無いとの立場を示した。

ジョコ大統領は、インドネシア第2の規模を誇るイスラム団体・ムハマディヤ協会幹部との面会後に、
私はここではっきりさせておきたい。私が、既に法的プロセスにあるバスキ氏を擁護することは無い。(Jakarta Postより)

と記者団に語った。

アホックの愛称で知られるバスキ氏は、ジョコ大統領がジャカルタ特別州知事を務めていた際に副知事を務めており、この2人はひじょうに近い間柄だ。

バスキ氏は、ジャカルタ特別州知事としては初めてのキリスト教徒であり、そして華僑でもある。

9月の演説で対立候補を批判
バスキ氏は9月、来年2月の州知事選挙に向けた自身の演説の中で、コーランの節を用い「ムスリム以外のリーダーに投票する行為は罪だ。」とする対立候補の言説に騙されてはいけないとの趣旨の発言を行った。

この演説以降、ハードラインのムスリムグループは、バスキ氏がムスリムの聖典を侮辱したとして批難を始めた。

ジョコ大統領は警察に対し、透明性の確保された調査を行うよう指示している。


外部リンク

Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/

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