インドネシアニュース

28日午前6時41分頃（日本時間同）、パプア州の州都ジャヤプラの西、約250kmの内陸部を震源とするマグニチュード（M）7.0の地震が発生した。震源の深さは52km、津波の心配はない。

この地震による被害の情報は入っていないものの、インドネシアの東端の地域ということもあり、詳細な情報は入っていないという。なお、震源地付近は山岳部の熱帯雨林地帯であることから、地滑りが発生する可能性があるとみられている。

インドネシア気象気候地球物理庁によると、パプア州の全域で揺れが感じられたという。ニューギニア島の北部沿岸に位置するSarmiで最も強い揺れを感じたほか、州都ジャヤプラでも2、3秒程度の弱い揺れが感じられた。

インドネシアは環太平洋造山帯に位置していることから地震が頻発しやすい。2004年にはスマトラ島沖地震が発生し、12か国で約23万人が犠牲となった。

また、最近では26日に東ジャワ州の南方沖合でマグニチュード（M）6.0の地震が発生しており、ジャワ島東部を中心に揺れが感じられた。

外部リンク

気象庁
http://www.jma.go.jp/jp/quake/20150728071233394-280641.html

ABC7
http://abc7.com/news/70-magnitude-earthquake-rocks

ALJAZEERA
http://www.aljazeera.com/news/2015/07/powerful-earthquake