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2015-12-07 21:00

進出

インドネシアの現地法人と海外展開支援融資ファシリティ締結

海外展開支援融資ファシリティ
国際協力銀行・三井住友・みずほと協調融資で115百万米ドル
日本の政策金融機関である株式会社国際協力銀行は26日、“海外展開支援融資ファシリティ”の一環として、大阪製鐵株式会社のインドネシア共和国法人「KOS」(PT Krakatau Osaka Steel )との間で、融資金額11.5百万米ドル限度(JBIC分)の貸付契約を締結した。

同融資は、幹事行の株式会社三井住友銀行と株式会社みずほ銀行との協調融資であり、協調融資金総額は115百万米ドルとなる。

現地企業との合弁会社、建設用鋼材50万トンの年間生産能力
同事業は、大阪製鐵が80%、インドネシアの国営製鉄会社である「PT KRAKATAU STEEL」が20%出資する合弁会社「KOS」が実施する事業である

その「KOS」が建設用鋼材である、中小形形鋼や鉄筋棒鋼及び平鋼の、年間生産能力50万トンを見込む、製造販売事業に必要な資金を融資するもの。

大阪製鐵としては、同社初の海外製造拠点の設立事業となる、「PT KRAKATAU STEEL」との合弁事業により、建設用鋼材の現地生産化を進めることで、インドネシアでの販売における基盤作りと拡充を目指す。

経済成長著しいインドネシアで日本企業を支援
インドネシアでは政治の安定と経済の発展によりインフラ整備の需要が高まり、建設用鋼材市場の中長期的な成長が見込まれている。

また同融資は、今回大阪製鐵が行うインドネシアへの事業展開に対する支援を通じ、日本の産業における国際競争力の維持と向上を目指すものである。

(画像は国際協力銀行より)


外部リンク

株式会社国際協力銀行
https://www.jbic.go.jp/ja/information/press/press-2015/1127-44275

大阪製鐵株式会社
http://www.osaka-seitetu.co.jp/
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