2016-12-05 21:00
社会
JKT州知事の収監求め再度デモ隊が首都に集結

先月に続き抗議の声を上げる
10万人を超えるイスラム教徒が2日、コーラン冒涜の疑いで訴追されている、ジャカルタ特別州知事バスキ・プルナマ氏の収監を求め、ジャカルタ中心部で行われたデモに参加した。独立記念塔周辺に集まった多くのデモ参加者は、横断幕を掲げたり、祈りを捧げたりしながら、バスキ氏の収監を求めた。
ジョグジャカルタからやってきたデモ参加者は、この集まりが、ムスリム一人一人が団結して表す総意だとした上で、
これは特定の人間と、その人種を否定するものでは無い。(Aljazeera.comより)
と話した。
日本政府も注意喚起
先月4日のデモでは、一部の参加者が暴徒化したため、治安部隊が催涙弾を発射するなどして鎮圧に当たった。参加者一人が死亡した他、警察や軍を含め、多数の怪我人が出た。今回のデモでは、アメリカ、日本、オーストラリアの各政府が自国民に対し、先月のようなデモ暴徒化に注意するよう呼びかけた。
独立記念塔周辺は重装備の警察や軍により警備された。また、デモの主催者も独立記念塔周辺のみでデモを行うことに合意したため、首都の他のエリアで大きな混乱が起こることは無かった。
警察は、ジャワ島全土から少なくとも15万人が、そぼ降る雨の中、デモ参加のため独立記念塔周辺に集まったと見ている。
外部リンク
Aljazeera.com
http://www.aljazeera.com/
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