2017-01-10 21:00
政治
在豪領事館に侵入者、西パプアの旗を掲げる事件発生
オーストラリアに速やかな対応を要請
オーストラリア・メルボルンにあるインドネシアの領事館に6日、男が侵入し、領事館の屋根の上で西パプアの旗を掲げる事件が発生した。インドネシアのレトノ・マルスディ外務大臣はオーストラリア政府に対し7日、完全なる調査と犯人を法で裁くことを要求し、強い不快感を示した。
外務大臣はステートメントで、
オーストラリアは、我が国のオーストラリアにおけるミッションを安全に行うため、この件を速やかに法的プロセスに進める義務と責任がある。(The Guardianより)
とし、既にオーストラリアのジュリー・ビショップ外務大臣と連絡を取ったことを明らかにした。
豪軍使用の教材に関連か
インドネシアは現在、西パプア州からの独立を目論む勢力との戦いの最中にある。更にインドネシアとオーストラリアは、オーストラリア軍が使用する教材をめぐり、インドネシア軍のガトット・ヌルマンティオ司令官が軍事協力関係の一時凍結に言及するなど、波風が立っている状況だった。
問題の教材には、
西パプア州は独立する必要がある。(The Straits Timesより)
などの記述があったとされている。
ジョコ・ウィドド大統領は、インドネシアとオーストラリアの関係は引き続き良好だとした上で、ガトット司令官とリャミザルド・リャクドゥ国防大臣に対し、速やかな問題解決を指示している。
(画像はThe Guardianより)
外部リンク
The Guardian
https://www.theguardian.com/
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