2017-01-04 23:00
進出
国際協力銀行、北カリマンタン・マリナウ炭鉱権益取得に対して融資
協調融資の総額は4,000万米ドル
国際協力銀行(JBIC)は、出光興産が北カリマンタン州マリナウ炭鉱の権益を30%取得するための資金を融資したと発表した。JBICの融資金額は2,400万米ドル。同融資は、三重銀行、千葉興業銀行、北洋銀行との協調融資となり、総額4,000万米ドルとなる。
質の良い一般炭
今回の融資により、出光興産は一般炭長期引き取り契約を締結し、同炭鉱から生産される一般炭の30%を炭鉱終掘まで引き取ることができるようになる。同炭鉱で生産される一般炭は年産400万トンで、その質の良さから高く評価されている。出光興産は、日本の電力会社向けに販売する計画だ。
JBICの取り組み
JBICは日本政府が100%出資する特殊銀行。日本企業の海外展開を金融面から支援するとともに、日本の鉱物資源・エネルギー資源の安定供給確保と自主開発比率の維持・向上に取り組んでいる。同融資は、2013年に創設された「海外展開支援融資ファシリティ」の下、日本企業の海外展開を伴い、資源・エネルギーの確保が行える案件として実施された。
(画像は株式会社国際協力銀行ホームページより)
外部リンク
株式会社国際協力銀行プレスリリース
http://www.jbic.go.jp/
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