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2015-10-06 11:30

セミナー・イベント

シリーズ第2弾「小沢剛展 帰って来たペインターF」資生堂ギャラリーで10月23日から

小沢剛展 帰ってきたペインターF
インドネシアで従軍したという「ペインターF」の生きざまとは?
10月23日(金)から12月27日(日)までの約2ヶ月間、東京・銀座の資生堂ギャラリーにて「小沢剛展 帰って来たペインターF」が開催される。

小沢剛展 帰ってきたペインターF
今回の展覧会は、2013年に発表された「帰って来たDr.N」に続き、シリーズ第2弾。戦争中にインドネシアで従軍した架空の日本人画家「ペインターF」をテーマに、彼の戦前から戦後までの“生きざま”を物語に仕立て、絵画と映像で表現した。

「ペインターF」の物語は、実在した従軍画家たちを調査し、残されている記録や研究をもとにつくられている。

日本人の一方的な考えに陥らないようにするため、全ての制作は、インドネシアの美術史家、ペインター、ミュージシャンらと複眼的な対話を重ね、彼らと共同で行ったという。

関連イベントとして2つの対談を企画
今回の展覧会の関連企画として、2つの対談が企画されている。

1つめは、今年11月14日に公開予定の映画「FOUJITA-フジタ-」の監督・製作・脚本を手がけた小栗康平氏と小沢氏との対談で、11月3日に東京・銀座の花椿ホールにて開催される。

2つめは、今回の展覧会においてインドネシア側のコーディネーターを勤めた、インディペンデント・キュレーターのLeonhard Bartolomeus氏と小沢氏との対談が、12月6日に東京・銀座資生堂ビル9階のワードホールにて開催される。

いずれも、参加費は無料。資生堂ギャラリー公式サイトから参加申し込みが可能だ。

大切なのは、他者とのコミュニケーションを通して多様性を認めること
資生堂ギャラリーは、1919年に開館し、戦時中に一時期閉鎖したものの、戦局が悪化するなか1944年12月まで展覧会を行い続け、平和と美しいものの価値を叫び続けてきたという歴史がある。

また、資生堂は「美しい生活文化の創造」を企業理念として掲げており、そのためには、他者とのコミュニケーションを通して、美の多様性を認めることが重要であるとしている。

今年は戦後70年の節目の年。

グローバル化が進む時代にふさわしいコミュニケーションについて考える、良い機会だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

資生堂ギャラリー 展覧会案内
http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/future/

株式会社資生堂 プレスリリース(PR Times)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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