インドネシアニュース

ガルーダ・インドネシア航空は、2015年1月から9月までの第3四半期の損益を発表した。

それによると、今年9ヵ月間の損益は累計で5140万ドル（約62億円）の黒字となった。昨年同期間の損益は、1月から9月までの累計で2億2000万ドル（約266億円）の赤字であったことから、今年は黒字へと転換した格好だ。

今年9ヵ月間の同社の利用者数は1769万人に達し、昨年同期間の利用者数1556万人と比較すると、約200万人の増加となった。同社のシェア率は、国内線が44％、国際線が28％となり、昨年のシェア率と比較するといずれも増加している。

また、燃料価格の下落を受け、今年9ヵ月間の経費の累計は27億2000万ドル（約3300億円）にとどまり、昨年同期間の30億8000万ドル（約3700億円）と比較すると3億6000万ドル（約400億円）の削減となった。

しかし、同社はスマトラ島とカリマンタン島を中心に発生している森林火災の影響で、800万ドル（約9億7000万円）の機会損失が発生したとみており、森林火災の影響がなければ、さらに5％程度の利益の上乗せが可能であったと推計した。

外部リンク

The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/10/24/garuda

TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2015/10/25/056712793/Garuda