• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • イスラム寄宿塾「プサントレン」の教師らが来日 日本の教育現場等を視察
2015-11-07 22:00

社会

イスラム寄宿塾「プサントレン」の教師らが来日 日本の教育現場等を視察

インドネシア・イスラム寄宿塾
平成16年から実施しており、今回は12回目
外務省は11月2日、10月13日から10月22日まで、外務省の招へいによりインドネシアのイスラム寄宿塾の教師一行が来日したと発表した。イスラム寄宿塾教師招へい事業は平成16年から毎年実施しており、今回は12回目となる。

イスラム寄宿塾の教師は、インドネシアにおける教育と思想の形成に重要な役割を担っているが、同事業では、イスラム寄宿塾の教育における質の向上と穏健なイスラム・コミュニティの発展を支援している。そのほか、教育分野や文化の面において、日本とインドネシアの交流や相互理解を図ることも目的としている。

インドネシア寄宿塾の教師一行は、東京、広島、大阪などを訪問し、日本の教育現場や企業の視察を行ったほか、教師や有識者、大学生との意見交換を行った。また、東大寺では宗教間の対話が行われた。

プサントレン 従来の教育の場から近代教育の場へと変化
インドネシアのイスラム寄宿塾は「プサントレン」と呼ばれている。プサントレンとは、本来はイスラム指導者を養成する場所であったが、近年、プサントレンは近代の教育をカリキュラムに導入するなど、従来の枠を超え、近代化が進められている。

また、プサントレンでは小・中・高あわせて約350万人が学んでいることから、現在では国民教育の一翼を担うほどに成長している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

外務省(プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea2/id/page3_001449.html

NPO法人 アジア情報フォーラム
http://asiainfo.or.jp/column/2015062201/3/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook