2015-12-01 22:00
政治
ジョコ大統領 COP21に出席のため、パリに向けて出発

経済発展のため、森林伐採もやむなしの現状
ジョコ大統領は11月29日朝、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21・以下同会議)に参加するため、東ジャカルタのHalim Perdanakusuma空軍基地からフランス・パリに向けて出発した。インドネシアは森林面積が広い国であるが、今年のエル・ニーニョ現象による干ばつが要因で森林火災が拡大するなど、同国の地理的な要因によって、気候変動の影響を受けやすいとされる。
その上、発展途上国である同国は、今後経済を成長させるためにも新たな土地が必要とされていることから、森林を伐採しなければならないのが現状だ。
滞在中のパリで、首脳会談を開催予定
同会議に参加する同大統領は、同国の温室効果ガスの排出量決定において、地理的要因や経済発展など、同国の状況を説明したい考えだ。また、同国のプラティクノ国家官房長官によると、ジョコ大統領はパリに滞在中、首脳会談を開催する予定であるという。なお、首脳会談を行う相手国については明らかにされていない。
同会議は、京都議定書第11回締約国会議(CMP11)とともに、11月30日から12月11日まで開催される。同会議においては、2020年以降の温暖化対策の枠組みについて議論される予定だ。
外部リンク
The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/11/29/jokowi-departs
ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/101744/president-jokowi
全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)
http://www.jccca.org/trend_world/conference_report/cop21/
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